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メリエンダのティータイム

お茶飲みながら気楽・気軽・気ままにつづる日々雑感。姑99歳を1昨年、母96歳を昨年続けて見送りました。これからは老夫婦の二人暮らし。


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舞台は夢

「舞台は夢」

中劇場がすっかり様相を変えた大掛かりな舞台装置。
なんかキャッツみたい。舞台との密接度や俳優との距離感が縮められて
観客にとっては楽しい。途中何時のまにというように単純な舞台装置なのに
登場人物が一瞬に現れて転回していて、面白い。

ストーリーは帰ってネットを見てなるほどと思うことのある内容。
途中ちょっと眠気がさしたりして2時間ぶっちぎりで楽しんだというのでもない。
終盤のとんでん返しもさほどではなくて。まあミステリーではないので当たり前かな。
イリュージョンコミックって言うジャンルがもともとよくわからないけれど、
時折クスクスが漏れる会話の面白さはや演出は随所に。
テレビや映画で露出度の高い堤真一や段田安則など男優陣は知っていたが秋山奈津子、高田聖子という女優人は初めて。私は今回衣装の太田雅公という人に注目。とにかく衣装が素晴らしかった。
個人的な趣味にあっただけかもしれないけれど
17世紀の古典劇と現代にマッチして斬新でもあった。
多くの作品を手がけている第一人者のようだけど
衣装の人はその活躍にもかかわらずネットでの情報が少ないことも
あらためてわかった。
もう一度見ればもっと楽しめる気がする。
ようするに見る前の準備不足。

フランス古典劇の巨星ピエール・コルネイユ(1606~84)が自ら「奇妙な怪物」と呼んだ『舞台は夢』。劇中劇のスタイルを巧みに操り、舞台ならではの趣向をちりばめた、不思議な魅力を秘めた傑作です。

フランスはトゥーレーヌ地方。行方のわからぬ息子の安否を気に病む父親プリダマンは友人ドラントとともに洞窟に棲む魔術師アルカンドルのもとを訪れる。二人は「ご子息がいかに偉大な人物となったかを見せて差し上げよう」という魔術師にいざなわれ、息子の人生の有為転変に、まるで「観客」のように立ち会うこととなった。次々と息子の身の上に起こる波瀾万丈の果てに最後に行き着いたのは、愛しい息子の非業の死という悲劇的結末。絶望し、自らの命を絶つと口走る父親に、魔術師アルカンドルが明かしてみせた秘密……。幾重にも重なった複雑な「劇」のその先に、思いもかけない世界が立ち現れる。


午前中は息子の帳簿整理のバイト。
といっても家でレシートを整理して
パソコンのソフトに入力しておくだけだけど。
午後ヨガに行ってから初台の新国立劇場に。
思いがけず昔の知人が誘ってくださった。
ひさしぶりにお会いできて、元気なお顔を拝見し、
家族の消息など交換できて嬉しかった。

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My profile

Author : merienda

創造力と想像力で楽しむ暮らし。現在山に夢中。お花大好き。月1回の男の料理会。東京在住。1昨年末99歳の姑を、昨年母(96歳)を自宅で見送りました。金婚式を終えた老夫婦の新しい暮らし始まりました。
写真はカシニョール「おやつの時間」
メリエンダはスペイン語でおやつ(間食)のこと。

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