果てしない断捨離

１２月２日

毎年チャドクガがいやで切り詰めてしまって数輪しか咲かない


よく見ると美しい花。
公園のさざんかは木を埋め尽くすように咲いて、散り敷いた花弁がその周りを埋め尽くしている。
数輪しか咲かない我が家とは別種の木かと思う。

性懲りもなく一度借りた断捨離本をまた借りてきた。
テレビの断捨離番組もビデオに撮って見ている。
それでも遅々として進まない断捨離。
これでさらに母の分も抱えることになると思うと気が重い。

最近ダンシャッタのが一時寝るのも惜しいくらい嵌まっていた趣味関係の本。
３０代から５０代まで。
２０年間はどっぷり。
もうあんなに夢中になることはないと思う。
３人の子供の子育てのさなかだったのに。
専業主婦だからこそ持てた時間。

いずれまた時間ができれば引っ張り出してやりたいとは思っていたけれど、
きっとそんな時間はないと思う。

今はこれからできることだけに必要なものに
絞っていかなきゃとは思う。
端切れや布地も老後の楽しみと段ボールに書いて詰め込んであったけど、、、。
取り出して眺める暇もない。
その間にすべてが変わって
持っていても仕方のないものも多くなっている。

手放して困ったものなどほとんどない。
問題は手放すときの自分の気持ちだけ。
後、できれば捨てるのではなく
生かせればいいなと思う。

私の所有欲のせいでものを埋もれさせてしまったことが
物そのものに申し訳ないと思う。