眉目秀麗なお山 久住連峰「涌蓋山」に
11月14日

女岳から望む涌蓋山
百名山を終えたからと言って百名山ロスを味わう可愛げな私ではありません。
なんせ後いくつ登れるかなあとカウントダウンが始まっていますから。
寄る年波は寄る山脈には勝てんなんちゃって(^^♪
まだまだいけるうちは行くつもり!!
夕方の便に間に合うように登れる山はないかと探し当てたのが涌蓋山。
300名山です。
おもいがけず「お前よおこんないい山見つけたなあと」と夫が感激する
素敵な山でした。
朝食を一番に済ませ8時前にチェックアウト。
筋湯温泉に向かいました。
その間の車窓の風景も息を飲む美しさの連続。
ここ初めてだよね。
こんなきれいな道路通ったことないよねと言いながら
途中の九重大橋の案内板に
「通ったことあるやん」
久住山に登った時に夢の懸け橋を見ているのでした。
まあ記憶もあいまいなお年ごろで、、、"(-""-)"
涌蓋山は小国富士(熊本側)とも玖珠富士(大分側)とも呼ばれる美しい形の単独峰。
互いにわが富士と呼ぶだけあって
ナビは大分県に入りましたという間もなく熊本県に入りました。
そしてまた大分と交互に忙しくアナウンスするまさに県境に位置する山。
土地勘のないところでいくつかある登山口を探し当てるのには
いつも苦労します。
今日は最初の登山口らしきところで車を降りて目指す登山口をお聞きしましたが
目指すところとは違ってまだ手前でした。
それでまた次のところで聞いてもわからず結局また行き過ぎてしまいました。
やっぱりいつも通り30分ほどロスして疥癬(ひぜん)湯(登山口に。
だいたいこの字が難しくてネットでもなかなか探せない。
涌蓋山(涌蓋山)と言い別のコースからは一目山(ひとめさん、正しくはいちもくさん)という山も読みが難しい。

9時6分橋を渡ったところにある登山口を出発。
紅葉は10月が最高だったらしく、今は落ち葉の道と化しています。

さほどの急坂も難しいところもなく
9時48分眺望が開けます。
田中陽希さんの番組を見てていつも彼がご機嫌になるのが
クマザサの道が伸びやかに続く稜線。
私も登りたいなあと思っていたまさにその景色が広がります。

10時11分。縦走コースなどいくつかのルートと合流して眼前に涌蓋山が見えます。

10時28分。涌蓋越。ここで最初に計画した小国側からのルートと合流。
ショートコースだけど展望がないので大分側からのコースに。
(変えて良かった(^^♪)
この辺りからクマザサに馬酔木が混ざってグリーンが点々と。

10時56分。女岳。1425m。この山も何と読むのかなと思う?
結構この山の上りがきつかったかも。
ここから山頂までも一気に急登。

11時25分山頂。意外と一気に登れました。

登ってきたコースとかすんでいるのが
昨日登った高岳と中岳。それに根子岳。
先ほど道を伺った団体の方々と再会。
夫が昨日の百名山達成をお話しすると色々お話が弾みました。
調子に乗ってわたしは何せ65歳から始めたことを話し
今年齢を言う羽目に(-_-;)
まあ多くの方が達成されている百名山ですが
ハイキング程度の山好きの専業主婦おばさん(おばあさん)でも
ゆっくり登れば登頂できることはぜひ知ってもらいたいです。
マ付け加えれば98歳と94歳の姑&母の見守りを続けながら、、、。

11時50分下山。
途中由布岳が見えます。

振り返ると涌蓋山。
土曜日の好天で登山者でにぎわっています。
すれ違う時今日は多いなあとつぶやいておられます。
いろいろあって、ようやくみんな山に登ろうと思われるようになったのかも。
良かったです。

12時39分。合流点まで戻ってきました。

縦走コースのミソコブシ山方向。
時間があれば歩きたかったです。

13時36分。登山口。余裕をもって帰り着くことができました。
空港までの折り返しのコースは紅葉がきれいな個所もあって
展望箇所もあちこちに。

大観峰には立ち寄れませんでしたが
途中の展望台からの阿蘇連山とカルデラの美しい畑模様。
4時にはレンタカーを返し、
17時30分のJAL便で帰京しました。
百名山達成の阿蘇山と涌蓋山は記念すべき充実した素晴らしい山行となりました。
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