道志 御正体山に

御正体山山頂。
眺望ゼロ"(-""-)"
8月4日
よくまあこんなに雨が降るというくらい7月は雨ばかり。
毎日天気予報を見ても1週間先まで雨か雷マークばかりの憂鬱。
8月になってようやく雨もやみ
それと同時に忘れていた熱中症の季節に。
とにかく山には行けそう。
夫は膝と腰が相変わらず痛むので
とりあえず高尾山にしようと言ったけれど
わたしは2,300名山狙い。
それで近場で時間も5時間以内と絞り込んで道志の御正体山に。
道志はまだ奥多摩や丹沢に山のお仲間に連れて行ってもっらている頃
丹沢3山の一つ大室山というのを教えてもらってここから登ったことがある。
教えてもらわないと登る山さえわからなかった。
それに道志の湯という日帰り温泉に友人たちときたことも。
あの頃は日帰り温泉だけが目的だった。
それ以前はいつも素通りで山中湖目指してよく通った道国道413号道志道。
知り合いのペンションや保養所を利用した
家族でのドライブと宿泊旅行が中心。
いまや「そこに山はあるか」が我々夫婦のポイントになっている。
まあ80%は私のだけど、、、(^^♪
人生って不可思議で面白い。
ということで6時出発の予定が
思わぬ用事が2,3入って1時間遅れの7時に。
平日の道はほぼ普通に混んでいた。
コロナが恐ろしい状況になっていることを一瞬忘れそう。
いつも通り登山道への道を見逃して15分ほどのロス。
御正橋から車1合分くらいの幅の道を登山口まで。
駐車場の位置を間違えて手前に止めてしまったけれど
結局は我々以外の車は一台もなく、単車で来られた方が1名だけ。
多分本日の登頂者は3名だけ!!
少なくともこのコースは。

木漏れ日の緑陰の中に駐車スペース

歩くこと40分で登山口の指標。
ここが登山口なのかもっと先に登山口があるのか??

ずっと水のきれいな道志川の支流沿いを歩いて
ここから川と離れる。

10時40分 白井平分岐
ずっと同じ景色で針葉樹と広葉樹の混交林が続く。
ほぼずっと上りで、ここからはさらに急登が多くなる。

11:40分山頂。
ベンチもテーブルもあって昼食タイムだけれど
登山中も多かった虫たちがここはもう巣の中かという状態。
ハエ、アブ、コバエ、カ、蝶、トンボたちが激しくいきかって
顔にも手にも弁当にも。
とても落ち着いて食べてられない。
それでもいちおう食べたけれど、、、"(-""-)"
アゲハも数頭いたけどマルバブキダケの花に泊まっているのは
ひょっとしてアサギマダラ??

花は好きだけど蝶は苦手でとんとわからない。
でもこの蝶が何百キロもの長旅をするとしたらすごい!!

皇太子はなぜこの山を選んで登られたのかと?
(右側の立て看板が2004年皇太子登頂記念のもの)
平が岳もアプローチの難しい山だったけど
山頂は気持ちよかった~。登ってよかった~て思えたけどこの山は
(御)正体不明なんちゃって!
花なし、眺望なし、虫沢山の❓??の200名山、山梨百名山ではありました。
一応、道志山塊の最高峰(1682m)ではあります。
山頂からは山伏峠からのコースと都留市の池之平方面から戸の3ルートが合流しています。
12時10分ピストンで下山。
14時に駐車場に。
本当に200名山でなかったら登らないでしょう的な山でした。
でも夫は膝や腰に傷みが来ずに無事登れてそれが何よりうれしくて
今日の登山の価値大ということでした。
私も1ヶ月以上ステイホーム厳守の日々で体力落ちが心配でしたが
単調さに飽き飽きしたたものの無事下山できほっとしました。
無事とは言え下山途中2度転び、
顔、耳、手の甲と3か所に虫刺され。
最近は無傷ということが無くなってしまいました。