アイスランド観光 ゴールデンサークルに
2月19日
深夜に着いて出発は9時半。

朝食はバイキング。
地熱利用で野菜のハウス栽培もされているそうで
フレッシュな野菜も豊富。
初日観光は南西部の観光名所3か所をめぐるゴールデンサークルと言われるコース。
気温はマイナス4度。
みぞれっぽい雪に冷たい風でアイスランド体感の洗礼。
ここは緯度66℃の北極圏ですよ。
強風吹き荒れて歩けない日もあることを思えば観光できるだけラッキーと添乗員さんには叱咤激励。
そうだよね。先日高山でもマイナス2度は経験したっけ。
最初はグトルフォスの滝

黄金の滝という意味で晴天なら黄金に輝くそうだけど今日は無理。
凍えまくった白い滝でした。

荒涼とした大地に水量豊富な滝。
イグアスでも凍ってしまうのに真冬でも水量が豊かなのはやっぱり
緯度的に言えばうんと暖かい?
暖流ってすごい!
それと地熱そのものが高いってことも関係あるかも。

でも冷え冷えした光景。
次には有名なゲイシールの間欠泉。
残念ながら70mも噴き上げていたというグレートゲイシールは
現在は活動を停止しているそうで
活動中のその近くのストロックル間欠泉をみる。

噴出孔の回りでカメラを構えて待ちます。

一瞬水面が持ち上がって熱湯が噴出します。

ほぼ5 - 10分おきに噴出し、沸騰した熱湯を20 - 30メートル上空まで吹き上げる。
周りにも湯が湧き出ている個所があちこちに。
すべて100度以上という高熱で火傷する。
日本では加熱する温泉も多いので火山国の地熱といってもアイスランドのエネルギー量は膨大なはず。
そのあとその区画にあるレストランで昼食。

レストランの入り口のディスプレイ。
シンプルだけどしゃれている。

ランチもバイキング。
ラム肉のローストビーフがおいしい。
午後は世界遺産のシンクヴェトリル国立公園に。
ここはユネスコの世界自然遺産と文化遺産の二つの指定を受けている。
地溝帯が国土を縦に走っているアイスランドでは
いくつかの地球の割れ目があるそうですが
このシンクヴェトリル国立公園ではその割れ目が地表に出ていて
実際のの景観と活動を目の当たりにできる希少な場所となっている。
この割れ目のことをギャウと言うそうです。
ギャゥとはアイスランド語で「地面の割れ目」と指す単語で、シンクヴェトリルの割れ目は正確にはアルマンナギャゥ(Almannagjá)と言います。英語ではギャゥという言葉よりもContinental Lift、または Valley between the mid atlantic ridgeなどと呼ばれることが多いです。この地球の割れ目は北米大陸プレートと、ヨーロッパ大陸プレートの境目であり、アイスランドはそのプレートの境目のちょうど真上にある形となります。日本語では大西洋中央海嶺というものですが、その名の通りこの境目の大部分は海の中にあり見ることはできません。ですがアイスランドでは、この境目部分が地上に表れておりそれを見て、触って体験することができる珍しい場所なんです。アイスランドの島の中央を貫いているので、実はシンクヴェトリル国立公園以外の場所でも、この裂け目は見ることができます。ただし、これほど豪快に裂けているのはここだけです。Guide to Iceland
中央地溝帯の中心へ絶え間無く新しい溶岩が蓄積されて前の溶岩が水平に押しやられ、中央地溝帯を境目にアイスランドは東と西に向けて成長を遂げているのだ。その成長のスピードは1年に東西夫々に1~1.5cm、合計2~3cm。このようにアイスランドの国土は広がリ続けており、まさに活きている島の壮絶な光景を目の当たりにできる。
1年に2・5cmとして100年で2・5m。
アルマンナギャゥはスキャルドブレイズゥル楯状火山Skjaldbreiðurから流出した広大な玄武岩層が形成した。およそ9000年前のことである。玄武岩の熔岩は中央大西洋海嶺の頂上に横た横たわっているプレートに流れ落ち込んだ。そこが現在シンクヴェトリルがあるところだ。

というわけで今やユーラシア大陸側ははるかかなたで天気の悪い今日はその対岸を見ることはできなかった。
ギャゥを境に、アイスランドの西の部分は北米大陸プレートに属し、東の部分はユーラシア大陸のプレートに属している。シンクヴェトリルの西端に位置する長い溶岩割れ目断層アルマンナギャゥ(Almannagjá)の西の一帯は高い絶壁で、最高地点からシングヴェトリルの全景とギャゥの壮絶な眺望を観察できる、ここからギャウの割れ目の間を低い断層となっている東端へ向かって徒歩で抜けられる。この間約20分。ユーラシア大陸とアメリカ大陸のプレートが出会う谷間の両壁の不思議な自然の造形。アイスランド観光文化研究所

そしてこのギャゥの西端の底部の平らな草地で全島議会アルシンギが開かれていた。
ヴァイキングたちがアイスランドに定住を始めた当時、問題ごとの解決は各地の集落で行われいました。しかし人が増え問題が大きくなると、各エリアを超えたアイスランド全体での話し合いの場を設ける必要が生まれました。


こうしてアイスランド住人の意思で発足したのがアルシングと呼ばれるアイスランドの民主議会で、930年にこのアルマンナギャゥの近く、「法の壁」と呼ばれる場所で発足したといわれています。現在ではその正確な場所、実際に参加者が集まった場所というのは不明ですが、おおよそアルマンナギャゥの壁の前だと考えられており、現在では高々とアイスランド国旗が掲揚されています。

地球生成を目の当たりにできる壮大な自然景観の地が
人類民主主義議会発祥の地でもあるなんてすごすぎる。
アイスランドは氷というよりアツイランドだったよ(^^♪
ホテルでの夕食後は雪雲のなかオーロラは見えるはずもなく
感動のシンクヴェトリル国立公園を反芻しながら早めに寝ました。
深夜に着いて出発は9時半。

朝食はバイキング。
地熱利用で野菜のハウス栽培もされているそうで
フレッシュな野菜も豊富。
初日観光は南西部の観光名所3か所をめぐるゴールデンサークルと言われるコース。
気温はマイナス4度。
みぞれっぽい雪に冷たい風でアイスランド体感の洗礼。
ここは緯度66℃の北極圏ですよ。
強風吹き荒れて歩けない日もあることを思えば観光できるだけラッキーと添乗員さんには叱咤激励。
そうだよね。先日高山でもマイナス2度は経験したっけ。
最初はグトルフォスの滝

黄金の滝という意味で晴天なら黄金に輝くそうだけど今日は無理。
凍えまくった白い滝でした。

荒涼とした大地に水量豊富な滝。
イグアスでも凍ってしまうのに真冬でも水量が豊かなのはやっぱり
緯度的に言えばうんと暖かい?
暖流ってすごい!
それと地熱そのものが高いってことも関係あるかも。

でも冷え冷えした光景。
次には有名なゲイシールの間欠泉。
残念ながら70mも噴き上げていたというグレートゲイシールは
現在は活動を停止しているそうで
活動中のその近くのストロックル間欠泉をみる。

噴出孔の回りでカメラを構えて待ちます。

一瞬水面が持ち上がって熱湯が噴出します。

ほぼ5 - 10分おきに噴出し、沸騰した熱湯を20 - 30メートル上空まで吹き上げる。
周りにも湯が湧き出ている個所があちこちに。
すべて100度以上という高熱で火傷する。
日本では加熱する温泉も多いので火山国の地熱といってもアイスランドのエネルギー量は膨大なはず。
そのあとその区画にあるレストランで昼食。

レストランの入り口のディスプレイ。
シンプルだけどしゃれている。

ランチもバイキング。
ラム肉のローストビーフがおいしい。
午後は世界遺産のシンクヴェトリル国立公園に。
ここはユネスコの世界自然遺産と文化遺産の二つの指定を受けている。
地溝帯が国土を縦に走っているアイスランドでは
いくつかの地球の割れ目があるそうですが
このシンクヴェトリル国立公園ではその割れ目が地表に出ていて
実際のの景観と活動を目の当たりにできる希少な場所となっている。
この割れ目のことをギャウと言うそうです。
ギャゥとはアイスランド語で「地面の割れ目」と指す単語で、シンクヴェトリルの割れ目は正確にはアルマンナギャゥ(Almannagjá)と言います。英語ではギャゥという言葉よりもContinental Lift、または Valley between the mid atlantic ridgeなどと呼ばれることが多いです。この地球の割れ目は北米大陸プレートと、ヨーロッパ大陸プレートの境目であり、アイスランドはそのプレートの境目のちょうど真上にある形となります。日本語では大西洋中央海嶺というものですが、その名の通りこの境目の大部分は海の中にあり見ることはできません。ですがアイスランドでは、この境目部分が地上に表れておりそれを見て、触って体験することができる珍しい場所なんです。アイスランドの島の中央を貫いているので、実はシンクヴェトリル国立公園以外の場所でも、この裂け目は見ることができます。ただし、これほど豪快に裂けているのはここだけです。Guide to Iceland
中央地溝帯の中心へ絶え間無く新しい溶岩が蓄積されて前の溶岩が水平に押しやられ、中央地溝帯を境目にアイスランドは東と西に向けて成長を遂げているのだ。その成長のスピードは1年に東西夫々に1~1.5cm、合計2~3cm。このようにアイスランドの国土は広がリ続けており、まさに活きている島の壮絶な光景を目の当たりにできる。
1年に2・5cmとして100年で2・5m。
アルマンナギャゥはスキャルドブレイズゥル楯状火山Skjaldbreiðurから流出した広大な玄武岩層が形成した。およそ9000年前のことである。玄武岩の熔岩は中央大西洋海嶺の頂上に横た横たわっているプレートに流れ落ち込んだ。そこが現在シンクヴェトリルがあるところだ。

というわけで今やユーラシア大陸側ははるかかなたで天気の悪い今日はその対岸を見ることはできなかった。
ギャゥを境に、アイスランドの西の部分は北米大陸プレートに属し、東の部分はユーラシア大陸のプレートに属している。シンクヴェトリルの西端に位置する長い溶岩割れ目断層アルマンナギャゥ(Almannagjá)の西の一帯は高い絶壁で、最高地点からシングヴェトリルの全景とギャゥの壮絶な眺望を観察できる、ここからギャウの割れ目の間を低い断層となっている東端へ向かって徒歩で抜けられる。この間約20分。ユーラシア大陸とアメリカ大陸のプレートが出会う谷間の両壁の不思議な自然の造形。アイスランド観光文化研究所

そしてこのギャゥの西端の底部の平らな草地で全島議会アルシンギが開かれていた。
ヴァイキングたちがアイスランドに定住を始めた当時、問題ごとの解決は各地の集落で行われいました。しかし人が増え問題が大きくなると、各エリアを超えたアイスランド全体での話し合いの場を設ける必要が生まれました。


こうしてアイスランド住人の意思で発足したのがアルシングと呼ばれるアイスランドの民主議会で、930年にこのアルマンナギャゥの近く、「法の壁」と呼ばれる場所で発足したといわれています。現在ではその正確な場所、実際に参加者が集まった場所というのは不明ですが、おおよそアルマンナギャゥの壁の前だと考えられており、現在では高々とアイスランド国旗が掲揚されています。

地球生成を目の当たりにできる壮大な自然景観の地が
人類民主主義議会発祥の地でもあるなんてすごすぎる。
アイスランドは氷というよりアツイランドだったよ(^^♪
ホテルでの夕食後は雪雲のなかオーロラは見えるはずもなく
感動のシンクヴェトリル国立公園を反芻しながら早めに寝ました。
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