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メリエンダのティータイム

お茶飲みながら気楽・気軽・気ままにつづる日々雑感。姑99歳を1昨年、母96歳を昨年続けて見送りました。これからは老夫婦の二人暮らし。


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住民投票と民意

5月19日
5.19ニゲラ2

5.19ニゲラ
ニゲラ:こぼれだねと蒔いた種からの苗とであちこちに。
昔、ドライフラワーでよく使ったけれど、その花がこんなにいっぱい咲くなんて。
繊細で不思議な形に何時も見とれる


飛んでいきたいというテーマでもないのでしばし悩んだ。
でも全然知らないことだし、気にもなることだし
第一気にしないといけないことだとやっぱり出かけた。
講師は成蹊大学教授 武田真一朗さん。

気になっていたいい沖縄の住民投票にほとんど触れられなくて
メインはご本人がかかわった徳島県吉野川の第10堰のことだった。
落ちおrンこのことも知らなかったわけで・・・。
すでにある第10堰を新たに可動堰にするという計画を
住民投票の結果の反対多数で中止させたもの。
この時はその効果の試算について政府側より、民間側の測定値のほうが
正確だったことも大きな要因。(何しろ政府はずさんだからねえ・・・"(-""-)")
運動から中止におよそ20年の歳月を要しているので
その運動の難しさが思われる。
住民投票に持ち込むまでがかなり大変なこと。
しかもその結果に多数の民意が表明されても
計画や施工や試行が覆されるとは限らないというのに驚いた。

鳥取市の市庁舎建設は新築派9.4%に対して耐震改築歯は0.6%を占めたにもかかわらず
結果を踏まえて改築を表明した市長がその後新築に方針転換し
来年にも新庁舎が完成することに。

ところで沖縄タイムズからピックアップした記事によると
もっとひどい

基地問う沖縄県民投票から20年 今も変わらぬ重い負担
2016年9月8日

9秒でまるわかり!
基地の整理・縮小と地位協定見直しの賛否を問う県民投票から20年
89%が賛成したが、基地負担は続き、地位協定も改定されていない
政府は選挙による民意を無視、辺野古など基地建設を強行している
 米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の見直しの賛否を問う沖縄の県民投票から8日で20年を迎える。賛成が約9割を占め、全国初の県民投票で県民は「基地ノー」の明確な民意を示した。だが、現在も国土面積の0・6%にすぎない沖縄に在日米軍専用施設面積の74・48%が集中。地位協定の改定は実現せず、米軍関係者による事件・事故が相次ぐなど、過重な基地負担が続いている。

 96年の県民投票では賛成票が48万2538票に上り、投票総数の89%を占めた。当時の有権者数は90万9832人だった。

 県民投票から20年が経過したが沖縄には今もなお重い基地負担がのしかかる。

さらに琉球新報によると
辺野古 県民投票が始動 「考える会」が沖縄県に手続き書提出
2018年5月2日

県民投票条例制定の請求代表者交付申請書と条例案を、県の担当者(右)に提出する元山仁士郎氏=1日、県庁
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、埋め立ての賛否を問う県民投票を実施する条例制定を請求するため「辺野古県民投票を考える会」の元山仁士郎代表が1日、請求代表者交付申請書と条例案を沖縄県辺野古新基地建設問題対策課に提出した。請求代表者は県内在住の学生や有識者、企業人、沖縄戦体験者ら幅広い世代の34人が名を連ねた。


と新しい住民投票が始まっている。
理解度を少し上げて関心を持ってゆきたい。

ところで最後に講演の内容とは関係ないけれど
面白い質問が出ました。
安倍総理は成蹊大学出身ですが・・・?
そうだった!
皆さんこぞってサポート支援派?
そんなことはなくて冷静な批判派の教授グループもあるそうです。
先生はどちら派?までは突っ込まれませんでした('_')


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My profile

Author : merienda

創造力と想像力で楽しむ暮らし。現在山に夢中。お花大好き。月1回の男の料理会。東京在住。1昨年末99歳の姑を、昨年母(96歳)を自宅で見送りました。金婚式を終えた老夫婦の新しい暮らし始まりました。
写真はカシニョール「おやつの時間」
メリエンダはスペイン語でおやつ(間食)のこと。

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