北岳下山 八本歯のコル~大樺沢
9月9日
5時朝食。
5時半出発。
なんでというほど好天を予想させる空模様。

雲海の中美しい富士。

北岳も真っ青な空の中に

鳳凰三山に朝日が昇ってきました(5時48分)

昨日登った間ノ岳の稜線。結構長かった~。

北岳の稜線。こちらも厳しかった~。

八本歯のコルまで45分。北岳の山腹に張り付いて行くって感じ。
岩場と木の勾配のきつい階段が交互に。

コル(鞍部)っていうほどの場所はなく、すぐさま二俣へ向けての大樺沢の下り。

八ヶ岳連峰の赤岳もくっきり
とはいえまだ広河原までは3時間もかかる。
北岳の山腹には様々な美しい花を咲かせる高山植物を
ちりばめた草原が広がっていてつい足元の危険を忘れてしまう。

今回私はダイナミックに少なくとも2回は転び、1回は階段を踏み外し、
滑ったり、突っかかったりと転びそうになることは数知れず。
それはすべてこの3日目に。
疲労が蓄積した状態の下りに弱体をさらけ出すみたい(ー_ー)!!
帰ってみると、顔面、両腕、両足に擦り傷、青あざだらけ。
夫によるDVを疑われそうなひどい有様。
でも今更それくらいのことでめげはしないけど
体力落ちの自覚とさらなる慎重さは確かに求められている!!

二俣:8時34分。顔面打撲の顔をここで洗って冷やした。
記憶に残るかかも、、、(^_^.)
下山途中で見た花たち。
9月に入っても夏の花と秋口の花がまじりあってほんとずっと楽しめた。


キンロバイ・ミヤマナデシコ


シロバナビランジ・ミヤマシオガマ


ミヤマウスユキソウ・ミヤマハナシノブ
登山口には10時40分帰着。

無事に念願の北岳登頂を果たして帰れました。
そして野呂川の橋を渡って最後に見る北岳の雄姿

帰りもやはり個人タクシーで芦安まで。
今度は9人の乗客がそろうまで発車してくれませんでしたが無事集客成功。
芦安の駐車場のお風呂に入ってほんとほっこり疲れを癒しました。
ぬるめでまったり、貸切状態だったこともあって、いいお湯でした。
日本2番目と・3番目の高峰を制覇できる日が来るなんて
誰が想像しえたでしょう。
しかも還暦を過ぎて始めた登山は高尾山のことだった私が、、、。
感動・感激・感謝・・・。
そして無謀な山願望はさらに続く・・・
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