北岳~間ノ岳~北岳山荘
9月8日
雨じゃない!よかった。
というより朝日に映える北岳の美しいこと。

朝食は5時

出発は5時30分。
草走りというかなり急な登りが続くコースらしい。

鳳凰三山が逆光の中にもくっきりと

富士山も。やっぱり富士山が見えると幸先いい気がするのは私だけ?

この花がたくさん咲いていた。草紅葉も始まっている。
結構、夏から秋の花の種類が多くて私は気になっていたけれど
先の長い登りなので、カメラを手にするわけにはいかなくて。

コバノコゴメグサ
北岳の肩には8時19分に。(え~!速くない?2時間50分だよ!!)

北岳肩の小屋は大改装中。ホテルにでもするのかな?すでに3000m

あと20分で山頂。すぐそこに見えているのだけれど、、、

ようやく着きました!!!9時22分。小屋から4時間弱でした。3193m。

誰もいなくてしばし独占状態でした。

夏の混雑時とはえらい違い(初めてだけど、、、)。

それでも何人かが登ってこられてようやく3人の記念写真を撮ってもらえました。

北岳は山頂付近は岩だらけの厳しい男性的な山ですが、
一方その花の種類や数の豊富さで花の宝庫としても有名です。
険しい岩場を覆うように美しいお花畑が見られ、
2度と来る機会はないでしょうが、6,7月にもぜひ訪れたいと思いました。
北岳山頂から北岳山荘に下る斜面にも美しいお花畑

ウスユキソウ・トウヤクリンドウ・キンロバイ(?)など
北岳山荘に(11時)

ここで昼食&休憩。
5時半からの強行軍の疲れがどっと出てきそうで
あまり休憩せずにとにかく先に間ノ岳を目指そうということに。
12時前には間ノ岳に向けて出発。
間ノ岳方向から見る北岳。

山小屋に荷物を置いて1時間半ほどで行けると思いきや
どうしてなかなか手ごわいルートでした。

なだらかに見えた稜線は左右に鋭く落ち混んでいて結構足がすくむ足場の連続。
でもまた、富士山が見守ってくれています。

歩いて来た北岳からのルート。
左には甲斐駒、右の尾根は鳳凰三山に続きます。
南アルプスの甲斐駒・北岳・鳳凰三山そして南に富士山という
贅沢な立ち位置です。

着きました!!13時48分。2時間かかりました。3190m3位の奥穂高と並んでランクアップしたばかり。
さすが百名山、日本3番目の高峰。
簡単ではありませんでした。

この間グレートトラバースで見た串団子のような山頂碑

山頂からも富士山
そして北岳山荘に帰る途中でようやく花の写真。


トウヤクリンドウはまさに群落という咲きっぷりで
稜線から落ちる急斜面を美しく彩っていました。
岩キキョウも目もさめるようなブルーであちこちに。
それにしても1日で日本で2番目に高いお山と3番目に高いお山に登れるなんて。
チョー気持ちい~い。
お天気が最高というのではないけれど
雨も降らず、中央アルプスから北アルプスまでしっかり見えたこともラッキーでした。
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