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多摩大学リレー講座 浅野史郎神奈川大学教授

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ハナミズキ
ハナミズキ:あちこちで紅葉が美しいけれど、わが家のハナミズキも飛び切りの美しさで紅葉している。

多摩大学リレー講座 浅野史郎さん
元宮城県知事、慶応大学教授、現在神奈川大学教授
地域が支える福祉
障碍者問題を中心に

ダンディに帽子をかぶって登壇された浅野さんは随分老けたなという印象。
頭がはげたのは抗がん剤の副作用だということは理解しているし
ご本人も私のはげは毎日毛が増えているけど
本当のはげは毎日毛が減っているとコメントされた。
だけど頭髪を差し引いてもやはり人が違ったみたいに感じる。
やっぱりこうがん治療やドナー移植が体に与えたダメージは
並ではないと思われる。

障碍者を施設から地域にというのは知事時代からの主張ではあるが
3期務められた宮城県で結局具体化はせず
その後の知事によっても元の施設に戻りつつあるらしいが
概論よりも理論を実践する時の問題点や課題など
実際の体験をお聞きしたかった。
何度もノーマライゼーションという言葉を言われた。
ノーマライゼーション
障害者や高齢者など社会的に不利を受けやすい人々(弱者)が、社会の中で他の人々と同じように生活し、活動することが社会の本来あるべき姿であるという考え方。

また、弱者がスムーズに社会参加できるような環境の成立を目指す活動、運動のこと。
•1950年代、デンマークの知的障害者の子を持つ親たちの会が、巨大な障害者施設の中で多くの人権侵害が行われていることを知り、その状況を改善しようと始めた運動からスタートした。

提唱者のバンク・ミケルセンは、ノーマライゼーションについて、「障害のある人たちに、障害のない人たちと同じ生活条件をつくり出すこと。障害がある人を障害のない人と同じノーマルにすることではなく、人々が普通に生活している条件が障害者に対しノーマルであるようにすること。自分が障害者になったときにして欲しいことをすること」と述べている(はてなキーワード)
1950年代、バンク・ミケルセン(デンマーク)らが関わっていた、知的障害者の家族会の施設改善運動から生まれた理念。障害を持っていても地域社会で普通の暮らしを実現する脱施設化など、社会環境の変革に寄与した。国連の国際障害者年(81年)を契機に認知度を高め、現代の社会福祉の基本理念となった。旧来の大規模入所型施設中心の福祉サービスは、人間性の阻害や一般社会からの隔絶を招き、障害者の差別・排除の構造を再生産し続けていた。その反省から、自宅やグループホームで「できるだけノーマルに近い生活を提供すること」を保障する社会の価値、物理的構造、サービスを整備していく理念。障害の有無にかかわらず平等に人権が保障され、自己のライフスタイルが主体的に選択でき、能力・経済効率主義にくみしない共生社会の模索でもある。自立生活運動、QOLの概念、当事者主体の理念、在宅サービスなども、ノーマライゼーションの思想が根底にある。
( 中谷茂一 聖学院大学助教授 ) (コトバンク)


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