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メリエンダのティータイム

お茶飲みながら気楽・気軽・気ままにつづる日々雑感。姑99歳を1昨年、母96歳を昨年続けて見送りました。これからは老夫婦の二人暮らし。


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甲武信岳に

最近の山行き候補の中で私的にはトップだった甲武信岳。
アプローチの遠さと残雪が多いのとでなかなか行けずにいたけど
やっと今日行ってきました。
本当行くって感じで登ったっという達成感がいまいちだったのが心残り。
何がってさんざん悩んだ末に決めたルートが
毛木場駐車場から千曲川源流コースのピストンだったんですが
何と千曲川源流までのコースは
遊歩道と案内板には書いてあり
それにもかかわらず我々は標準時間が3時間と案内のところを4時間もかかりました。
誰と競うわけでも、だれに報告するわけでもないし、健脚でないことは十分自覚していましたが、
それでもそれなりに歩いたのにと思うとなんだかその事実にがっかりし多少傷つきました。
この体力と自覚のずれが我々世代の山岳事故が多い原因だとそういえばこの間講演を聞いたんだった。
他人事だったけど自分のことだと思い当たりました(^_^;)
弁解すれば3日前の男体山登山の後遺症が残っていて
家の階段にもストックが欲しいほど
筋肉痛がひどくて早歩きはもちろん
ちょっとした段差に足が上がらない状態でした。
それに50肩でしょう・・・(弁解しすぎ)
若くなることは絶対にない我々のこれからの山歩きのいい経験になりました。
そして体力は落ちても時間さえかければまだまだ山は楽しめるなんてまたまた妙な自信も(^_^;)

朝4時に自宅を出て長野件南佐久郡川上村の毛木場駐車場には7時前に。
昨日は早朝から出張で福島まで出かけ夜はパーティだった夫には
余りに申し訳ないので今回は夫には寝ていただいて私の運転で。
途中高速で眠気が来てビビりましたが何とか無事に。
川上村は野菜王国(村)レタス生産日本一というだけあって畑には一面にサニーレタスが植わっていて
その整然と植えられたさまはほんと美しかったです。
家々もりっぱな構えのお屋敷ばかりで豊かな村の様相に驚きです。
川上村と言えばレタスよりも日航機事故との関連が私にはまず頭に浮かびます。
この村で低空飛行を目撃された日航機は最後の力を振り絞るかのように
ふらふらと上昇し、北側の群馬県境を超えて御巣鷹山に墜落したのでした。

さて7時過ぎに駐車場を出発です。
千曲川源流3 千曲川源流2
新緑が美しい。平坦な歩きやすい道が続きます。
1時間50分かかってナメ滝に。
千曲川源流5
千曲川源流
滑らかでしかも大きな1枚岩。清流もここだけは白く走っています。
さらに少しずつ細くなる千曲川に沿って右に時にわたって左にしながら、、、。
千曲川源流7

千曲川源流6
ようやくたどり着きました。
千曲川源流の指標10時38分。
千曲川源流4 千曲川源流地点
意外と水が少なくて源流の感動はイマイチ。もっとこんこんと澄んだ水がわき出ているイメージ。
と言いながら10分近くも休憩。
源流地点からようやく甲武信岳ルートに。
遊歩道から登山道に(?)
甲武信岳2
30分弱で甲武信岳と国師岳・金峰山方面の岐路に。(11時16分)
ここからしばらく行くとようやく目指す甲武信岳の山頂が姿を現します。
甲武信岳4 甲武信岳山頂
とうとう山頂です。(11時45分)5時間近くかかりました。富士山が確認できなかったのですが、
百名山の43座まで見ることができるという眺望が広がります。
甲武信岳山頂2 甲武信岳山頂25

甲武信岳山頂26 甲武信岳山頂23

我々がわかるのはすぐそばの金峰山だけですが、、、(^_^;)
山梨県・埼玉県・長野県の3県の境にある標高2,475mということですが、
山頂は埼玉県でした。
またもやここで1時間もゆっくり。
すぐそばの三宝山(2483m)が埼玉県最高峰。
そちらに登って十文字峠を下るコースをとれば今が盛りのシャクナゲを見ることが
できますが、こんなヘナチョコでは到底無理の難コース。
同じくピストン組の同士で会話が弾みます。
最後に決めポーズをして下山です。(12時50分)
来た時よりももっと長い気がしながら
来た道を戻ります。
甲武信岳下山9 甲武信岳下山10
このルートで咲いていたのは小さな白い小花とすみれたち。ミヤマカタバミとウメバチソウ
甲武信岳下山11 甲武信岳下山12
駐車場着は16時50分。
途中源流地点とナメ滝で10分くらいの休憩を取りましたがそれにしても
なんときっかり4時間かかっていました。

ところで千曲川と言えば
島崎藤村の千曲川旅情ですよね。
私は全部暗唱できた時期もあったけど今は1章だけ。
 
千曲川旅情の歌      島 崎 藤 村
   一
小諸なる古城のほとり 
雲白く遊子(いうし)悲しむ
緑なす繁蔞(はこべ)は萌えず
若草も藉くによしなし
しろがねの衾(ふすま)の岡邊
日に溶けて淡雪流る

あたゝかき光はあれど
野に滿つる香(かをり)も知らず
淺くのみ春は霞みて
麥の色わづかに靑し
旅人の群はいくつか
畠中の道を急ぎぬ

暮れ行けば淺間も見えず
歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の
岸近き宿にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む

   二
昨日またかくてありけり
今日もまたかくてありなむ
この命なにを齷齪(あくせく)
明日をのみ思ひわづらふ

いくたびか榮枯の夢の
消え殘る谷に下りて
河波のいざよふ見れば
砂まじり水巻き歸る

嗚呼古城なにをか語り
岸の波なにをか答ふ
過(いに)し世を靜かに思へ
百年(もゝとせ)もきのふのごとし

千曲川柳霞みて
春淺く水流れたり
たゞひとり岩をめぐりて
この岸に愁(うれひ)を繋(つな)ぐ


もう一つは五木ひろしの「千曲川」。
でも二人して歌えるのは一節もありませんでした。
帰って聞いてみるといい曲でした。


帰りは夫の運転で無事帰宅。
ワールドカップ予選を最初から見ることができました。








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My profile

Author : merienda

創造力と想像力で楽しむ暮らし。現在山に夢中。お花大好き。月1回の男の料理会。東京在住。1昨年末99歳の姑を、昨年母(96歳)を自宅で見送りました。金婚式を終えた老夫婦の新しい暮らし始まりました。
写真はカシニョール「おやつの時間」
メリエンダはスペイン語でおやつ(間食)のこと。

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