リンカーン



キエビネ・タツナミソウ・スズラン
「リンカーン」見てきました。
今日は映画の日で誰でも千円なので
何時もより混んでいました。
夫婦の日や女性の日やシルバー価格やいろいろ安く見れる日があるけれど
どうしてそれなら一律千円にしてしまわないのかしら。
だってほんと数人で映画を見るときもあって
見てる方だって落ち着かないもんね。
1800円でしか見れない条件の人は行く気も失せるでしょう。
安くて満員のほうがずっといいはずだけどなあ。
いろいろな手段で映画を見れるようになっているので
わざわざ映画館に足を運んでくれる客は大事にしないとね。
ところでリンカーンはひとえに
ダニー・デイ・ルイスの演技に負うところが大きいにしても
異国のリーダーのスケール感をしっかり感じさせてくれる。
私にはアメリカという国の自由や正義にかかわる心意気が
政治家から国民一人一人に至るまで日本とは違うとつくづく思う。
それにしても大きすぎる代償。
そしてその後もまた幾度となく戦争を繰り返すところもアメリカ。
日本版にはスピルバーグの解説が入っていてその背景が理解しやすくなっている。
名演技のルイスがリンカーンそのものに見えたという人もいるが、
私はこの映画に10年以上も執着し続けたスピルバーグに見えた。
彼がのりうつっているように。
映画のサイトの解説から
社会を大きく左右する決断を迫られたとき、未来を見据えた選択ができるかどうかでリーダーとしての資質が決定づけられる。
アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、すべての人に自由な世界を実現するという理想に向かって邁進し、道半ばにして凶弾に倒れた。だが、彼の思いは後世に引き継がれ、現在の世界に幅広く浸透している。
アメリカ映画界を代表する巨匠スティーブン・スピルバーグは、伝説化されたリンカーンの実像に迫る作品の製作を12年に渡って温め続け、魂の震えるような感動をもたらす、サスペンスにみちたドラマを構築した。ピュリッツァー賞作家ドリス・カーンズ・グッドウィンの同名ノンフィクションをもとに『ミュンヘン』のトニー・クシュナーが手がけた脚本を得て、最期に至るドラマチックな4か月間を映像にくっきりと紡ぎだす。
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