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メリエンダのティータイム

お茶飲みながら気楽・気軽・気ままにつづる日々雑感。姑99歳を1昨年、母96歳を昨年続けて見送りました。これからは老夫婦の二人暮らし。


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柿田川公園

「どこか行きたいところない?」のお言葉に甘えてすぐさま柿田川。
ずっと行きたいと思っていながらどこにあるかも知らずにいましたが、
沼津と三島の間国道一号線線沿い。勝手に静かな山間を想像していたのでその意外な立地に先ずビックリ。
関西組みには遠回りコースになってしまいました。

湧玉池同様富士山の湧水が作り出す光景の不思議さ。
湧出量100万トンと想像もつかない量ですが
穏やかでゆったりした広い川幅の柿田川が突如出現する
その不思議は説明されても理解を超えて神秘です。
やはり冨士のとてつもない自然の力に畏怖の念を抱かずにいられません。
そして自然の始まりのなんと穢れない美しさかを目の当たりにします。
kakitagawa

かつてここは製紙工場や紡績工場の敷地となって飲料水になる美しい湧水は工場用水に使われ、この美しい流れには工場廃液が垂れ流しになってそれは狩野川を経て駿河湾に注いでいたそうです。
自然を愛するといわれる日本人ですが、経済の仕組みが自然に介入すると、経済の方が優先され、自然への想いがさほどの苦痛もなく忘れられてしまうことが不思議です。排水路の整備と工場の操業停止によって、徐々にもとの美しさを取り戻した柿田川ですが、積極的に柿田川の環境を守ってきたのは市民によって1988年に組織されたナショナルトラスト運動の活動家です。
イギリスに始まったナショナルトラスト運動はあのピーターラビットの作者ベアトリックス・ポッターがその私有地を寄付したことが有名ですが日本でも各地で自然保護の活動として広がってきています。
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第一展望台でもボランティアのかたが柿田川の湧水についての説明を熱心にしてくださいました。
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ミシマバイカモ(これは川ではなく、公園内「泉の館」で写したものです)
ここの泉の館の湧水亭で蕎麦定食を昼食に、伊豆の食品館でお土産を調達していよいよ今回のイベントの終わりです。ところで同行の男性の一人は奥様ご要望のわさびドレッシングをこの店でようやく見つけて喜んでいました。つられてわさび漬けに目がない私も1ビン買いました。辛口でしたがそれでもわが家族はまだ甘いと申しておりました。甘口はいかがでしたか?そういいながら我が家はいつも自家製ドレッシングで済ませているのでとても新鮮で、みんなで楽しくサラダをいただいています。
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Author : merienda

創造力と想像力で楽しむ暮らし。現在山に夢中。お花大好き。月1回の男の料理会。東京在住。1昨年末99歳の姑を、昨年母(96歳)を自宅で見送りました。金婚式を終えた老夫婦の新しい暮らし始まりました。
写真はカシニョール「おやつの時間」
メリエンダはスペイン語でおやつ(間食)のこと。

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