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メリエンダのティータイム

お茶飲みながら気楽・気軽・気ままにつづる日々雑感。姑99歳を1昨年、母96歳を昨年続けて見送りました。これからは老夫婦の二人暮らし。


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於茂登岳登山~石垣観光(車椅子で行く沖縄離島Ⅳ)

石垣最終日。
地図をつらつら見るに石垣の真中にある於茂登岳がどうも気になる。
思い切って登ることに決めて単独行のつもりがNさんも行きたいとのこと。
昨日ホテルのネットで調べたところ10年の10月の豪雨で崩落があり、
登山は禁止になっているそう。
でもいくつかのブログやホームページで登山が報告されているので
とにかく行くことに。
標高526m。沖縄の最高峰。
約1時間で登頂が可能とのこと。
ほぼ高尾山と同じかなと思う。
実際87号線から於茂登岳入口を入り登山口入口まで行くと車の進入禁止。
スペースがあるのでそこで駐車し、登山口までは歩いて。
やはり登山口には進入禁止らしい柵が。

於茂登岳

それでも行くことにして進むと途中までの登山道は問題なし。
ただし崩落現場では登山道が切断されていて
そこを横断すればいいということがわからずかなり時間をロス。

於茂登岳2

そこからも登山者が少なくその分亜熱帯の植物が伸び放題で
歩きにくいこと。
しかも早朝なので朝露がおびただしくずぶ濡れ状態。
山頂に近づくにつれ背丈以上のススキやササや低木が伸び放題で行く手を遮る。
これがまさに世にいう藪こぎ。
6時過ぎに登山口で1時間の予定がほぼ1時間30分かかって
山頂には7時20分に。

於茂登岳3 於茂登岳5
山頂の手製の看板と三角点。
 於茂登岳4
背丈以上のささ藪で残念ながら視界などなくて展望もなし。
於茂登山6 於茂登山7

さらにダム展望の方向にも足を延ばしたが
こちらはさらに藪こぎの極みの上やはり展望はなし。
ただ頂上に着いたということだけで下山。
天気がいいので眺望を期待していただけに
同行されたNさんにも申し訳なかった。
帰りも同様に苦労し、又もや崩落個所では道を迷い、
下りも登りと同じくらい時間がかかった。
途中東海岸方面の眺望が開けたところと
滝を見ることができたのが気休め(-"-)

於茂登山8 於茂登山9
中腹からの眺望と滝

於茂登岳は石垣島に住む人にはもちろん親しみのある信仰のやまで
山好きにとってはまた、沖縄最高峰つまり日本最南端の県随一の山という魅力が。
そして観光客にとっても1時間くらいで登れて眺望がいいならきっと人気スポットになるはず。
何とか修復して早く開放してくれるといいのにと思った。
人が入らないとさらに山は荒れる一方で痛々しい。
山でも時間がかかったが、車でも予定時間オーバー。
レンタカーのナビが全く機能せず、行きも帰りも迷って、
結局ホテルには予定より1時間半も遅れて9時半に帰着。
慌てて遅めの朝食をホテルのレストランでバイキング。

ホテルレストラン

もう少しゆっくり食事ができるつもりだったけど
11時チェックアウトなので気ぜわしいことだった。
パッキングした荷物をロビーに預け11時には夕方までの石垣島観光に。
まずは御神崎(うがんざき)。
2008.9月に姑と母と夫の4人で訪れたとき
母が転倒し、脳震盪を起こした悪夢を経験した場所。
2時間ほど記憶を喪失したものの八重島病院に駆けつけ事なきを得た。
骨折もなく体自体は無傷だったのは不幸中の幸い。
今も私にはこの場所は御神崎(うがんざき)ではなくお母ん崎&悪寒崎
そんな記憶とはうらはらに相変わらず底抜けに青い海と空と緑
御神崎 御神崎2

そして石垣の最強の景勝地川平湾に。
海の色が全部集まっているような複雑なブルーの色相が島々の風景とあいまって
まさに沖縄を代表する美しさ。
却って絵葉書のように典型的すぎるのが難かも。
今回は時間がないけれどグラスボートに乗れば
海の中のサンゴやカラフルな魚たちを楽しむことができる。

さらに海岸線に沿って北上。
途中米原海岸沿いにある『カリブカフェ』に立ち寄るものの
すでに駐車場が満杯の人気店。
店内のベランダは海の上に突き出しているような気持ちよさ。
海と空と川平方面や野底崎が見えて悔しいけれど絶景でした。
あきらめて先に進むと今度はツンと高い野底マーペが見えてくる。
朝、於茂登岳を制した強気でここも行きたいと女性陣がごねたが
登山道に通じる農道がすでに閉鎖されているとのことで断念。
野底マーペを周遊するように東へまわると玉取崎展望台。

行かなかったけれど平久保崎と同じようにただ美しいとしか言いようのない
紺碧の海が広がる美しい海岸線。
展望台も美しく整備されていて車椅子も介助さえあれば展望台まで行ける
(スロープがちょっと急なところがあるので)。
玉取崎展望台

玉取崎展望台2

玉取崎展望台3 玉取崎展望台4

うみそらカフェ
東側からの野底マーペ
うみそらカフェ4 s-s-IMG_4874.jpg
ようやくランチにありついた(2時でした)。素敵な名前と雰囲気のカフェ・レストラン。
きれいでおしゃれな盛り付けで数種のドリンクがフリーでした。

マーペ野底 うみそらカフェ2
マンゴーパフェ1000円。こんな飛び切りの笑顔で食べてもらうマンゴパフェーも幸せ、きっと(*^_^*)

石垣空港 那覇空港
帰りは石垣18:00~22:00羽田着のJTA078
直行便ではなく途中那覇空港に30分ほど寄航しました。
その間に他の3人はお弁当を食べたのに
私ときたらスタンドで最後の沖縄そばを食べました。
沖縄石垣満喫・満腹の旅でした。










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My profile

Author : merienda

創造力と想像力で楽しむ暮らし。現在山に夢中。お花大好き。月1回の男の料理会。東京在住。1昨年末99歳の姑を、昨年母(96歳)を自宅で見送りました。金婚式を終えた老夫婦の新しい暮らし始まりました。
写真はカシニョール「おやつの時間」
メリエンダはスペイン語でおやつ(間食)のこと。

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