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メリエンダのティータイム

お茶飲みながら気楽・気軽・気ままにつづる日々雑感。姑99歳を1昨年、母96歳を昨年続けて見送りました。これからは老夫婦の二人暮らし。


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高尾山山頂に超豪華なトイレオープン

高尾山はなんといっても世界で一番登山者の多い魅力的な山です。
ミシュランで紹介されて以降
さらに人気に拍車がかかり
登山客はますます増えている気がします。
老若男女問わないのはもちろんですが
外国の方にもよく会います。
私自身は混雑する時間帯を避けますので
さほど経験はないのですが
人気が出れば出るほど問題になっていたのがトイレ。
特に女性登山者の悩みは深刻で1時間待ちなんてこともあったそうです。
それで昨年からトイレの新設工事が行われていましたが
とうとう連休の4月28日に1階部分がオープンしました。
とても山頂近くにあるトイレとは思えない和風の2階建てです。

高尾山トイレ

全部で54室もあるそうですが
これで待ち行列から解放されることになり
一安心です。
それにしても温水洗浄便座、リュックを背負ったままでも入れる広めのスペース、
赤ちゃん用のおむつ変えシートも用意されていて、至れり着くせりです。

高尾山トイレ2

木の香りがするおしゃれなトイレは都心のデパートのトイレにも負けない設備です。

高尾山トイレ3

総工費1億5千万円ということです。
一方で3月末に圏央道高尾山インターチェンジも開通し、
今度は駐車場不足が新たな悩みになっています。
高尾山系を歩いているとある方向からは
中央道と圏央道の複雑なループが絡み合う超不自然な光景が見えます。

美しい自然との共存を考えるとき、
高尾山が登山客や観光客の悩みをすべて解消する便利な観光地になってしまっていいのかなという
不安を消すことはできませんが、、、。
便利にし過ぎてしまってから後に戻すことはできません。
不便でも自然を自然のままに残しておくことを
優先にしないと樹木が枯れ、山野草や山を住処の生き物たちが絶滅してからでは遅いのですが、、。
トイレが完成するのと同じころ
日影沢林道のウッディハウス愛林が全焼してしまいました。
ネコハナノメとニリンソウの季節が過ぎると
余り通らなくなっていて、最近知りました。
まだ原因は不明のようですが黒く焼きただれて残った骨組みの木だけの風景は
高尾山そのものの痛ましさの象徴のようです。

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Author : merienda

創造力と想像力で楽しむ暮らし。現在山に夢中。お花大好き。月1回の男の料理会。東京在住。1昨年末99歳の姑を、昨年母(96歳)を自宅で見送りました。金婚式を終えた老夫婦の新しい暮らし始まりました。
写真はカシニョール「おやつの時間」
メリエンダはスペイン語でおやつ(間食)のこと。

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