多摩大学リレー講座 酒井啓子先生


丁子草:八ヶ岳で買った苗がようやく大株になってきた。野草だけどあまり野山ではお目にかかったことがない。
明日もお料理会で買い出しが気になるけれど
午後はまずは多摩大学。
今回は『アラブの春』とは何だったのか?
アラブの春(アラブのはる、英語: Arab Spring)とは、2010年から2011年にかけてアラブ世界において発生した、前例にない大規模反政府(民主化要求)デモや抗議活動を主とした騒乱の総称である。2010年12月18日に始まったチュニジアでの暴動によるジャスミン革命から、アラブ世界に波及した。また、現政権に対する抗議・デモ活動はその他の地域にも広がりを見せている。各国におけるデモは2012年に入っても継続されている。
2 各国の状況
2.1 政権の打倒
2.1.1 チュニジア
2.1.2 エジプト
2.1.3 リビア
2.1.4 イエメン
2.2 デモにより何らかの結実がみられた国家 2.2.1 アルジェリア
2.2.2 モロッコ
2.2.3 サウジアラビア
2.2.4 ヨルダン
2.2.5 レバノン
2.2.6 イラク
2.2.7 クウェート
2.2.8 バーレーン
2.2.9 オマーン
2.3 大規模なデモに発展・デモが継続中 2.3.1 シリア
2.4 小規模なデモに留まる・政権側により制圧 2.4.1 モーリタニア
2.4.2 西サハラ
2.4.3 スーダン
2.4.4 ジブチ
2.4.5 ソマリア
(ウィキペディアより)
思っていた以上にアラブは動いていた。
なぜアラブ諸国で『民衆革命」が発生したのか?
・いずれも30年前後の長期政権(1950~60年代に軍事クーデターにより成立した旧左派系政権)
・一党独裁から個人独裁に。
エジプト(ムバラーク)・チュニジア(ベンアリー)
・停滞する経済への不満、失業、食料価格の高騰。
・選挙・議会が形骸化、政党への失望感
・連鎖反応(チュニジアにできた)
なぜ成功したか?
ソーシャルネットワークの普及
官憲による鎮圧の恐怖を振り払う
特定の政治団体が主導しない
若者の自由なデモ参加の雰囲気
支配者一人の退陣要求でまとまる
しかしその成果の幻滅感が広がりつつある。
地理的な距離感とともにイスラムや独裁の国への
無関心で現在進行形の状況も何にも把握できていない。
どういう形で関心をつないでいけばいいのだろう。
授業の後で買い物。
またメニューを増やしたりしてどうなることかと思う。
迷ってばかりでなかなかこれでいいと思うところには到達できない。
- 関連記事
-
- 多摩大学リレー講座 第4回 (2012/05/17)
- 平家物語 (2012/05/12)
- 多摩大学リレー講座 酒井啓子先生 (2012/05/10)
- 多摩大学リレー講座~福島清彦教授 (2012/04/26)
- 多摩大学リレー講座 (2012/04/19)