高山宏と漱石

鶏頭:秋も深まるとその深い色がさえて美しい。だけど繁殖力の強い種がボロボロこぼれるんだよね。
来年が心配で1本きり植えた。
午前中はNPOの理事会。
午後は高山先生の漱石講座。
前回の吾輩は猫であるで手こずっていてまだ読み切れてない。
今日は草枕と坑夫。
またもや草枕も途中のまま坑夫は手つかず。
吾輩は猫であるは上巻は読み終わったが下巻になると飽きてしまって
全然読み進めない。
高等落語も全巻通してやられるとちょっと満腹状態。
草枕は前回の江戸の講座でもよく話された
ピクチャレスクの視点。
英国で単に美しい風景ではなく
ごつごつした岩肌や荒涼たる風景が愛された美学があるそう。
漱石は英国留学の成果として
随分多方面で深い領域まで学んできた人なのだと驚く。
1660年代のヨーロッパが専門の高山先生は
新たな明治の文豪を研究対象にして
生き生きと楽しそうに解説されるのが聞く方もまた楽しい。
帰りにユニクロによってヒートテックを調達。
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