空蝉


セミの抜け殻:朝水やりしていると、足元からセミが飛び立ったり、もう飛べないセミが落ちていたりする。
木々や草にはセミの抜け殻があちこちについている。
こんなにもたくさんセミの幼虫たちがこの狭い庭の土の中で長い間暮らしていたのかと驚く。
すぐそばでセミの命のドラマが繰り返されていることに感動する。
その割にはセミの鳴き声はあまりしない気がする。
朝から瞬く間に30度を超える暑さに。
それなのにその暑い盛りの1時半に町田に。
先日予約を忘れて娘と映画にいってしまった。
再予約をするとこの時間に。
文句も言えないので出かけたら
さすがにすいていて所用はすぐすんだ。
ところが帰りの電車の中で
あのぎらついていた空がいつの間にかどんよりに。
最寄駅に着くころはもう稲光と今にも振り出さんばかりの気配。
洗濯物を出してきたのが気がかりで一目散に家に。
稲光もまともに頭上で鋭い光の線が走ると結構怖いもの。
何とか間一発で間にあって洗濯物を取り入れ
窓も閉めたけど、思ったほどには降らなかった。
自分と洗濯物さえ濡れなければ、
後は庭の草木がしっかり潤うほどに降ってほしいと願う
自分勝手にいささか自分でも呆れるけれど、、、。
そのあとはたいして涼しくもならず逆に蒸し暑さが募った。
今日で震災から5か月。
そして明日は日航事故が起きた日。
広島と長崎の原爆記念日に続いて敗戦記念日。
今年は原爆記念日が風化していたのではと思い知らされた。
事故や震災も忘れられないけれど
それを契機にその事故や災害に
どう立ち向かったかも忘れてはいけない。
災害の現場では片時も過去にならない
現実と戦っている方々がいらっしゃる。
被害者でもない私がもうあの日の津波の様子は
テレビで見せないでと思ってしまう。
被害者の方々もそれは同じとしてもその気持ちの差は
あまりに大きくて恥ずかしい。
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