食材はどこに?

百日紅:どこでも見かける夏の代表的な花。日当たりの悪い我が家のは花も遅くて、
勢いがいまいちだけど、色は涼しげでいいなと思う。
お料理会が近づいているのにいまいちレシピがまとまらない。
とりあえず仕上げて試作に。
昨日作った水菓子はまだ改善と研究の余地ありだし、岩清水は大好きだけど毎年作っているし、
結局失敗のなさそうな無難な水ようかんに。
家族にもまあまあ。
から揚げもいつもの鶏肉でなくサバにしてみようかなと買い物に。
ところが以前は他のスーパーより魚が新鮮で珍しい魚も入っていた
スーパーに魚が全然なくてびっくり。
サバどころかアジもイワシも。
1尾350円の新物のさんまだけ。
他は盛り付けや切り身の刺身や干物だけ。
丸物の魚は扱わないのかなと様変わりに驚いた。
天候のせいなのか、季節のせいなのか、買う客がいないからなのか、、、
以前は気軽に話せた魚屋の店員さんも今は店頭に姿はない。
サバがだめならイワシでもと思うが他店でも出回っているのはアジが多い。
先日イワシが豊漁だとニュースで言っていたと思うけど。
境港でマグロも豊漁だと言っていて楽しみにしていたけど
東京の市場には出回らないのか
店頭には外国産のマグロばかり
なんだか食の仕組みがよくわからない。
この上牛肉も安心と思っていた国産の規制で
外国産が中心になりそう。
今年産のおコメの出荷も危ぶまれている。
原発の事故が日本の伝統的な食の仕組みを根底から覆しそうなことが心配。
それでなくても自給率が40%を割り込む勢いなのに。
こんな広汎なリスクはきっと電力会社や原発推進派には思いも及ばなかったに違いない。
国民も生産者もだけど。
でも責任を取るのはまず行政や東電でしょう。
役員報酬は返上したけど
給料返上の話は聞かない。
収入の道が途絶えただけでなく
大きな負債を抱えることになっている多くの漁業・畜産・農業など生産現場の
個人の人たちを何とか守ってほしい。