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メリエンダのティータイム

お茶飲みながら気楽・気軽・気ままにつづる日々雑感。姑99歳を1昨年、母96歳を昨年続けて見送りました。これからは老夫婦の二人暮らし。


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多摩大学リレー講座 堀田 力さん

講師は堀田 力さんタイトルは地球規模での少子高齢化を解析する」
さわやか福祉財団の理事長としてご活躍なので
タイトルがピンとこなかったけど。
とにかく日本は超高齢が急速に進行していて
人口分布はドンドンあやうい逆ピラミッドを描きつつある。
つまりベビーブーマーたちがほぼ死んだ2050年位には
第二次べビーブーマーが後期高齢者になり
そのまま少子化の世代が0歳まで逆三角形を描く。
そのための対応策に早すぎるということはない。
日本だけでなく遅い早いの差はあっても
世界の先進国では同様に高齢化が進んでいるので
地球規模で対応策が考えられないといけない。
堀田さんあh東日本大震災に向けて
『地域包括ケア』の提言をされていて
これは被災地に限定したことではなく、
日本中が町づくりの基本として
『誰もが最後まで自宅で心豊かに暮らせる町』を目指すこと。
特に震災復興に向けて新たな街づくりをする際のビジョンとして
提言されている。
これは多くの方が同様に復興に際しては
未来を見据えたビジョンを持って新しい街づくりをとよく言われている。

・子供たちは地域胃の中で大人や年寄りに見守られながらよく遊び・学ぶ。
・性別や年齢、障害の有無に関係なく人々は自分に適した職場で活発に働く。
・誰もが気軽に立ち寄り、自分名好きなことをして楽しみ、くつろぐ交流の場がある。
・高齢で一人暮らしになっても、医師や看護士、ヘルパーが必要な時に家庭訪問してくれ、
 その間にはご近所や、ボランティアも訪問して一緒に時を過ごす。


できればいいでしょうね。
でも簡単に実現できそうもないし、
実際、現状では何一つ具体化されて実現していない。
だけど、実は理想に近い形で地域ケアを実現していたのが
津波で流されてしまった東北の町や村だったのではないかと思う。
行政の遅い対応にもめげず、頼らず
自分たちで何とかしようと立ち上がっておられる被災者の人たちは
皆さん私たちは昔からいつも助け合って生きてきたからとおっしゃっている。
理想郷のお題目を唱え、理想図を描いてことを難しくするより
被災者の人たちの力にお任せしたほうがずっと早く、住みやすい町が再興されるような気がする。
地域ケアが必要と感じているのは
実は地域の絆を失った被災しなかった都会人のほうなのだから。
堀田さんの提言が間違っているなどと
恐れ多いことは言わないけれど、
被災者に押し付けるものでもないような気がして、、、。

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Author : merienda

創造力と想像力で楽しむ暮らし。現在山に夢中。お花大好き。月1回の男の料理会。東京在住。1昨年末99歳の姑を、昨年母(96歳)を自宅で見送りました。金婚式を終えた老夫婦の新しい暮らし始まりました。
写真はカシニョール「おやつの時間」
メリエンダはスペイン語でおやつ(間食)のこと。

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