ホテルルワンダ
住民票・調理室の申し込み・電球・中華めん、郵便局での払込み
メモして出かけた。
何せ朝から大きなチョンボ(死語かなあ)。
山行きの計画が明日からだとばかり思っていたらなんと
8月の30日からだった。
全然気づかずその気でいたら朝計画表を確認していて気付いた。
来月のその日は旅行とブッキングしている。
恥ずかしながら同行者にキャンセルのメイル。
これが逆だったらと胸をなでおろす。
顔面蒼白にもならずまたやってしまったと居直る自分が嫌い。
だけどいちいち顔面蒼白・命を縮めていては
命がいくつあっても足りないのは確か。情けない。
急に時間に余裕が出きた気がして友人に電話。
ご主人の葬儀後あっていなかったので2週間ぶり。
心は読めないけれどお元気そうだった。
そのあと6本目のビデオ。『ホテル ルワンダ』
先週の土曜日、100円ビデオを調子に乗って6本も借りた。
ここ2日で5本見て今日最後の1本。
今日の作品が重たいと分かっているので
どうしても後回し。
でも、昨年行ったアフリカ関連の映画はやっぱり見なきゃと。
やっぱり正視できないほどの現実。
実話なのが恐ろしい。
観光で大自然に触れて、上っ面を見てきただけではもったいないとは思う。
せめて映画で理解を深めたいとイージーな発想。
人種・民族間というよりほぼ同種・同族の友人・隣人同士の対立。
そこに生じる憎しみの深さが招く大量虐殺。
1000000人を超えるってことはどういうこと!!
それを先進国はわれ関せずと放置して在住の白人だけはさっさと引き揚げさせる。
日本も今大きな痛みを味わっているけれど
人間同士の争いじゃない分救われる気がする。
そしてそんな時命の保障のないギリギリの追い詰められた状態で
他人の命を思いやれる理性を持ち続けられる人もいる。
今その夜明けを迎える胎動の時期のリビアだって。
何とかできる限り犠牲者を少なくして民主化を図ってほしい。
欧米各国もそれどころではないお国事情にしても
見て見ぬふりを決め込むのはやめてほしい。
市民の犠牲者を出さない手だけは打ってほしい。
わたしだって恐ろしいと言いながら
ディナー(単なる夕食だけど)を食べ続ける身勝手な市民にすぎない。
遠くのアフリカでなくともごく身近な東北大震災についてさえも。
アカデミー賞に3部門でノミネートされた作品でも
こういう内容だと日本では上映されない状況だったとか。
たまたまルワンダに関心を持っていた青年の活動によって上映が決まったそう。
日本もやはり希望と失望が入り混じる非民主国家なのかも。
ルワンダにはツチ族とフツ族という二つの民族集団があり、62年の独立後も民族紛争が続いた。73年に多数派のフツ族が政権を握り、ツチ族を支配し、ツチ族はルワンダ愛国戦線を組織してこれに抵抗した。94年にフツ族の大統領の飛行機事故死をきっかけに内戦が再燃、政府軍と暴徒化したフツ族によって、三ヶ月間に100万人のツチ族と穏健派フツ族が殺害された。
その混乱の中でホテル・ルワンダの一人のマネージャーがホテルに逃げ込んできた1000人以上の「顧客」を命がけで暴徒から守った。
その実話に基づいた映画が『ホテル・ルワンダ』である。(内田 樹)
メモして出かけた。
何せ朝から大きなチョンボ(死語かなあ)。
山行きの計画が明日からだとばかり思っていたらなんと
8月の30日からだった。
全然気づかずその気でいたら朝計画表を確認していて気付いた。
来月のその日は旅行とブッキングしている。
恥ずかしながら同行者にキャンセルのメイル。
これが逆だったらと胸をなでおろす。
顔面蒼白にもならずまたやってしまったと居直る自分が嫌い。
だけどいちいち顔面蒼白・命を縮めていては
命がいくつあっても足りないのは確か。情けない。
急に時間に余裕が出きた気がして友人に電話。
ご主人の葬儀後あっていなかったので2週間ぶり。
心は読めないけれどお元気そうだった。
そのあと6本目のビデオ。『ホテル ルワンダ』
先週の土曜日、100円ビデオを調子に乗って6本も借りた。
ここ2日で5本見て今日最後の1本。
今日の作品が重たいと分かっているので
どうしても後回し。
でも、昨年行ったアフリカ関連の映画はやっぱり見なきゃと。
やっぱり正視できないほどの現実。
実話なのが恐ろしい。
観光で大自然に触れて、上っ面を見てきただけではもったいないとは思う。
せめて映画で理解を深めたいとイージーな発想。
人種・民族間というよりほぼ同種・同族の友人・隣人同士の対立。
そこに生じる憎しみの深さが招く大量虐殺。
1000000人を超えるってことはどういうこと!!
それを先進国はわれ関せずと放置して在住の白人だけはさっさと引き揚げさせる。
日本も今大きな痛みを味わっているけれど
人間同士の争いじゃない分救われる気がする。
そしてそんな時命の保障のないギリギリの追い詰められた状態で
他人の命を思いやれる理性を持ち続けられる人もいる。
今その夜明けを迎える胎動の時期のリビアだって。
何とかできる限り犠牲者を少なくして民主化を図ってほしい。
欧米各国もそれどころではないお国事情にしても
見て見ぬふりを決め込むのはやめてほしい。
市民の犠牲者を出さない手だけは打ってほしい。
わたしだって恐ろしいと言いながら
ディナー(単なる夕食だけど)を食べ続ける身勝手な市民にすぎない。
遠くのアフリカでなくともごく身近な東北大震災についてさえも。
アカデミー賞に3部門でノミネートされた作品でも
こういう内容だと日本では上映されない状況だったとか。
たまたまルワンダに関心を持っていた青年の活動によって上映が決まったそう。
日本もやはり希望と失望が入り混じる非民主国家なのかも。
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ルワンダにはツチ族とフツ族という二つの民族集団があり、62年の独立後も民族紛争が続いた。73年に多数派のフツ族が政権を握り、ツチ族を支配し、ツチ族はルワンダ愛国戦線を組織してこれに抵抗した。94年にフツ族の大統領の飛行機事故死をきっかけに内戦が再燃、政府軍と暴徒化したフツ族によって、三ヶ月間に100万人のツチ族と穏健派フツ族が殺害された。
その混乱の中でホテル・ルワンダの一人のマネージャーがホテルに逃げ込んできた1000人以上の「顧客」を命がけで暴徒から守った。
その実話に基づいた映画が『ホテル・ルワンダ』である。(内田 樹)
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