うすきみの卵

名前不詳:横の桜草とよく似ているけれど葉っぱは違うし花の根元が膨らんでいる。
昨年秋まいたワイルドフラワーの種の袋に入っていたもののひとつ。
卵の価格が上がっている。
いつもは生協に注文して買っていて
時に安売りの卵を買い足したりしていたが
品不足になるとどんな卵が出回っているかわからないので
すべて生協で頼むことにした。
そこで今まで買ったことのない
コメを飼料にしている鶏の卵を買ってみたら
黄身の色が薄くて薄気味悪かった(ー_ー)!!これはジョーク!!
生産農家の方を誹謗する気はありません。

ただ卵の黄身がずいぶんその色でお料理を引き立てていると
改めて気づいた。
卵焼きやスクランブルも黄色でおいしそうに感じる。
ケーキだって真っ白よりはちょっと黄色いほうがやっぱりおいしそう。
味や栄養に問題ないし、
輸入物のエサよりも
自国産の余剰のコメを飼料にしたものの方がいいに決まっていると
少々高めを我慢して頼んだけど
うーんこれは意外と私には克服できない難点の気がする。
混ぜ込んでしまって
色が関係ない料理なら全然問題ないけれど、、、。
卵の黄身が白かろうと黄色かろうと大差はないと思ったけど
知性や理屈だけでも割り切れないもの。
ところでヨウ素やセシウムが水道水や野菜から検出され
ずいぶん不安をあおり、それが風評被害を広げることになっているが
今の時代
安全はそんなに簡単には守れないし
危険はそんなに簡単に降りかかりもしない。
その灰色のゾーンで我々は命をつないでいくしかないと思う。
それを食べないからと言って
それ以外の野菜がそんなに安全かな?
化学肥料・農薬・空気・水・土・光。
命をはぐくむ自然はすでに人間の手にかかってゆがめられてしまったものばかり。
原発は極端な例としてその危険を具現化して我々に警告を発してくれた。
これにどう対処するかが日本人だけでなく人類の未来を大きく左右する気がする。
そんな事態に未来を託すべきリーダーのいないのが
今の日本の一番の不幸って気がする。