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メリエンダのティータイム

お茶飲みながら気楽・気軽・気ままにつづる日々雑感。姑99歳を1昨年、母96歳を昨年続けて見送りました。これからは老夫婦の二人暮らし。


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名画座で「武士の一分」

知人に誘われて行けなかった映画が最終日だというので
妹と。飯田橋のギンレイホール最近の映画館にしては混んでいて運営に成功している
ことが感じられて映画ファンとしては嬉しかった。
飯田橋には昔、佳作座というのがあって、旧作が2、3本立てでやっていたように思う。そこかと思ったら場所は違っていた。
京都の祇園開館はその後どうなったのだろうと学生時代、何回か行った
映画館を思い出したりした。
急に気になって、インターネットで調べると、
佳作座は早くになくなり、祇園会館はいまだに続いた。
なんだかうれしい。

武士の一分 武士の一分
木村拓哉 (2007/06/01)
松竹

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 木村拓也なら別に見たくないという逆ファンもいる。その一人である友人の名言は「草薙くんは役柄の人物になるけど木村くんはどの役も木村拓也になってるのよ」確かにと思うけれど、この作品はというとそういうにおい無きにしも非ずだけど、そこまで言うのも酷という好演。盲目の演技はいくら木村でも演技力なくしてできるものではない。
いつもながら登場する女性がういういしく美しい。素足の足や襟足などの描写には女性でもはっとする。
 監督のメッセージに日本人は穏やかで礼儀正しく、その暮らしぶりは貧しいけれど、清潔であり、農村の美しさにいたってはユートピアを見るようだとかつて欧米人に評されたよき日本人とその暮らしを描いたそうだが、そのメッセージが心にしみた。武士の一分というタイトルも言葉自体がもつ凛とした響きととりりしい武士の生き様をあらわしていて
共感できるが三村の言葉として何度も出てくるのにはいささかしつこくて興ざめな感じがした。
ハッピーエンドは予期してなかったので余韻の残るハッピーエンドが見終えた後も心地いい。

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Author : merienda

創造力と想像力で楽しむ暮らし。現在山に夢中。お花大好き。月1回の男の料理会。東京在住。1昨年末99歳の姑を、昨年母(96歳)を自宅で見送りました。金婚式を終えた老夫婦の新しい暮らし始まりました。
写真はカシニョール「おやつの時間」
メリエンダはスペイン語でおやつ(間食)のこと。

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